「睡眠の質を高めることで、ただ単に疲労回復というだけでなく、免疫力アップも期待できます」と坪田先生。「睡眠中の人の体では、傷んだ細胞の修復やメンテナンスが行われています。この働きには、深い睡眠に至る時に分泌される成長ホルモンが使われます。ですから、眠りが浅かったり寝不足だったりすると修復やメンテナンスが阻害されて、免疫力が下がることにもつながります」「よく眠れない人は、よく眠れる人より3~5倍風邪をひきやすいというデータや、インフルエンザの予防接種を受けても、睡眠の質が下がっていると抗体のでき方が半減するというデータもあるんですよ」体調を崩しやすい冬だからこそ免疫力アップのために、ぐっすりと眠れるような工夫が大切です。
冬は、「手足が冷えて眠れない」「鼻やのどの乾燥が気になる」など、睡眠時のお悩みも多くなります。
「冬は睡眠の質が下がりやすい時期でもあります。寝室の気温が16度以下になると睡眠の質が下がると言われています。また湿度が低すぎると睡眠の質も悪くなりますから、寝室の湿度は50~60%に保ちたいですね。特に冬に空気が乾燥する地域では注意が必要です。さらに、睡眠時にエアコンやファンヒーターの温風が直接体にあたると、鼻やのどの乾燥が進んでしまいます。鼻やのどの粘膜は乾燥するとバリア機能が低下してしまいますから、免疫力が下がる原因にもなります」
「温風であたためるタイプの暖房器具は空気だけをあたためるので、部屋全体の温度にムラが生じる場合があります。その点、デロンギのヒーターは、輻射熱で部屋の天井や壁から床まであたためることができるのが利点です。部屋全体をムラなく暖めるので、手足の冷えを気にすることなく、よく眠れるようになるでしょう」と坪田先生。
「デロンギのヒーターは風を使わず輻射熱であたためる「ゼロ風暖房」。床・壁・天井にも赤外線で熱が伝わり、部屋全体にやさしく陽だまりのような温かさをもたらします。そのため床から冷えを感じることもなく、体感温度に差が出ます。同じ20℃という温度設定にしても、デロンギのゼロ風暖房であれば十分快適に感じられるのです。
次に、坪田先生に質のよい睡眠の条件を教えてもらいました。
• 布団に入ったらすぐ眠れる
• 夜中に目覚めることがなくぐっすり眠れる
• 自分が起きようと思う時間に自然に起きることができる
「おおまかにこの3つが自分で判断できるポイントです。このポイントが揃っていれば、質のよい睡眠がとれていると言えます」
では、質の良い睡眠をとるためには、どうすればよいのでしょうか。「質のよい睡眠をとるためには、睡眠時の環境を整えることが大切です。寝室の温度・音・気流(風が体に直接あたらないこと)・明るさ、は睡眠環境を整える大切な要素になります。」
「寝室は灯りを消して真っ暗にするか、フットライトなど最低限の明るさにしましょう」
「音は40デシベル以下の静けさが理想的です。ただ、壁の電気のスイッチをパチッと押す音だけでも40デシベルくらいあると言われています。暖房器具によっては音が気になって眠れないということもありますから注意が必要です」
静かな運転音
デロンギのヒーターは温風を使わないので運転音もとても静か。「マルチダイナミックヒーター」の運転音は呼吸音よりも小さいという静かさです。
「冬の寝室の適温は16度くらい。ナイトウエアの上に一枚羽織るとちょうどよいくらいの気温です。布団に入ると体温が上がり寝つきが悪くなるので、就寝時は起きている時よりも低めの温度設定にしましょう」
「たとえば洗濯物を干した時に風がない状態よりも、風があるほうがよく乾きますよね。これは風が洗濯物の水分を奪うためです。同じように、体に風があたってしまうと乾燥が進みます。快適な睡眠のためには、暖房器具の風が体にあたらないほうが望ましいと言えるでしょう」
「そのほかにも、暖房器具の温風は床のハウスダストを巻き上げやすくなることも気をつけたいポイントです。アレルギーのことを考えても、睡眠時は風がない状態が理想的です」
温風を使わないデロンギのヒーターは、ほこりやハウスダスト、ペットの体毛などを巻き上げることがありません。アレルギーの心配がある人も安心して使うことができます。
温風を使わないデロンギのヒーターは、ほこりやハウスダスト、ペットの体毛などを巻き上げることがありません。アレルギーの心配がある人も安心して使うことができます。
デロンギのゼロ風暖房は、エアコンやファンヒーターと違って温風が体に直接あたることがありません。そのため、鼻やのどの乾燥が気になる人にもおすすめです。
「リビングと寝室に寒暖差があると交感神経が刺激されて、寝つきが悪くなります。寝る1時間ほど前には暖房のスイッチを入れて、寝室をあたためておきましょう。また寝ている間は体温が上がらない方がぐっすり眠れるため、室温を一定にキープできる暖房器具を選ぶことをおすすめします」
「寝ついた直後のノンレム睡眠(深い眠り)の間、約3時間は室温を16度にキープします。そのあとのレム睡眠(浅い眠り)では、交感神経と副交感神経の作用から寒く感じることがあるので、設定温度を1度上げます。起きて活動するために体温が上がったほうがよいので、起きる1時間ほど前にさらに設定温度を2~3度上げておくことで、すっきりと目覚めることができます。」デロンギのゼロ風暖房は、睡眠と体温のリズムに合わせて最適な睡眠環境をコントロールできるのも特長のひとつです。
• 24時間タイマー
好きな温度で自由に運転でき、無駄を簡単に防げる「24時間タイマー」でライフスタイルに合わせて使用できます。
デロンギのヒーターには、ライフスタイルのスケジュールに合わせて、室温をコントロールできる「24時間タイマー」機能が搭載されているほか、マルチダイナミックヒーター、ベルカルドオイルヒーターは就寝時の温度を設定できるスリープモードを搭載。これにより、寝る前・眠っている間・目覚める前とそれぞれのタイミングでの温度設定を簡単に調整できます。たとえば、「寝る前は16℃、寝てから3時間後に温度を1℃アップ、起床予定時間にさらに1℃アップ」といった細かい室温調整も3つまで設定可能です。
マルチダイナミックヒーターWi-Fiモデルでは、専用アプリの「MySleep」機能を使えば、眠る前から起きるまでの間、坪田先生推奨の睡眠と体温のリズムに合わせた温度設定と能自動運転が可能。さらにApple Watchがあれば、使っている人の脈拍や姿勢に合わせて「MySleep」が起動し室温を調整してくれます。
「マルチダイナミックヒーター」の最上位機種はWi-Fi機能を搭載。スマートフォンのアプリ(iOS/Android対応)とつないで、いつでもどこでも室温を快適にコントロールすることができます。外出先から帰宅前に部屋を暖めることはもちろん、寝る前にリビングから寝室をあたためておくのも簡単に操作可能です。
デロンギのヒーターは、輻射熱であたためる「ゼロ風暖房」をラインナップ。赤外線が部屋のすみずみまで届くことで熱が伝わるので、乾燥しにくく、ひなたぼっこをしているようなあたたかさを感じられるのが最大の特長です。
デロンギの「ゼロ風暖房」共通の特長